2022年8月21日、2時間に縮小する形で3年ぶりの三鷹阿波踊りが開催されました。
開催決定に至る迄には、昨年の9月より三鷹阿波踊り振興会と市内連の有志・三鷹商工会の方々が中心となり、近隣の阿波踊り振興会や市外連の方々へコロナ禍での運営・練習状況の聞き取り調査からスタートしたのだそうです。開催日の決定後には、実施に向けた実行委員会を市内連有志の皆さんと商工会担当者により立ち上げ、行政などの関係機関と連携をした中で「今できることは何か?」に主軸に置き、開催の可否・手段などの精査を重ねてこられたそうです。
今回は三鷹市内の連のみの参加。連員の皆さまにはマスクをご着用頂く。事前告知は最小限に留め、密になる状況を極力回避できるよう努める。場所取りのためのシート張り禁止、座っての観覧はご遠慮頂く。声援ではなく拍手を送る。等のご協力を演者・観客の皆さまへお願いすることになりました。
事前告知がほぼなかったにも関わらず、当日は多くの方が沿道から見守り、お囃子の音と拍手で商店街が鮮やかに彩られました。2時間という短い時間でしたが、お客様の笑顔あふれる時間となりました。
コロナ禍で夏のイベントが疎遠になっていた子どもたち、そして我々大人も“7月は夏まつり・8月は阿波踊り”と、中央通り商店会の夏の風物詩を感じていただけたのではないでしょうか?
三鷹阿波踊り振興会にとっては“三鷹の夏の風物詩”の灯を消してはいけない”という強い想いのもと、“Re;Start (リスタート)”となった今年の阿波踊りは、来年の通常開催に向けてのスモールステップだったようです。
無事に開催が終わったいまでは、そのステップはスモールではなくビッグステップだったのではと思えます。
商店街に久しぶりに戻った阿波踊りの活気に、日本人としてのまつりに血が沸く和の遺伝子が揺さぶられました。
来年は、演者さん達はマスクなしで、威勢の良い掛け声で。観客も拍手だけでなく声援を送れるように、そして飛び入り連や市外の連のご参加も復活しますように。切に願う気持ちです。
参考:三鷹阿波踊り振興会HPより
『Re;Start 三鷹阿波おどり~はじめの一歩~』3年ぶりの縮小開催します
http://awaodori.mitaka.ne.jp/docs/2022081200016/