2022年7月24日、第38回ふるさと三鷹「夏まつりマルシェ」が無事開催されました。3年ぶりの開催となった三鷹中央通り商店会の夏まつり、通常は週末2日間開催ですが1日に短縮したものの、毎月第4日曜日開催のM-マルシェを同時開催。三鷹市長はじめ多くの方の視察もあり、お祭りを2年間待ち望んだ多くの方々に訪れて頂きました。子ども達は浴衣や甚平に身を包み思い思いに楽しまれていた様子で、商店街が大変賑わいました。
近隣小中学校や幼稚園にもチラシの配布をしたこともあり、お子さんの姿が多い印象でした。お祭りがない2年間の間に、浴衣も甚平もサイズアウトして着れなくなってしまい、今回のお祭りをきっかけに新調されたご家庭も多いと耳にしました。例年大好評の浴衣ウェルカム記念写真撮影会もあったので、思い思いの浴衣や甚平に身を包み楽しそうに過ごすお子さん方の姿に「みんな、お待たせ!」の気持ちで胸がいっぱいでした。
商店会に新規加入されてから初めての大きなイベントにご参加いただいたお店もありました。今年6月に開店1周年を迎えたJAボンマルシェ+は、人数を増強して店舗前でイベントを開催。その流れで多くのお客様のご来店があったそうです。「お店に初めて入ったわ」との声も聞かれました。
今年5月に開店した鮨たかでは、あんこうの唐揚げや鯵フライの販売を行いました。準備や運営に走り回っている商店会スタッフは残念ながらお目にかかることはできませんでしたが、まぼろしの逸品として語り継がれています。GETできた方、鮨たかのお味をお楽しみ頂けましたでしょうか?
例年商店街のおまつりでの食べ歩き人気メニューと言えば、モダンタイムスの揚げパスタとスパークリングワイン。小さなお子さんから大人まで今回も行列ができていました。
今回の夏まつりマルシェのモチーフになったひまわりの花。会場内至る所に飾られました。あれ?紫色のヒマワリが・・・この紫色のヒマワリの数を数えて、受付に行くとガラポンを一回引けるという企画をしました。ヒマワリが探せなくても、当日お祭りや商店街で購入のレシート持参でもガラポンが回せる大盤振る舞いで、当初予定していた2倍のお客様にお楽しみ頂きました。
みたか連の阿波踊りの演舞、久しぶりで大変盛り上がっていました。連員の皆さまが、炎天下でマスクをつけて踊る姿が心配でドキドキしてしまいました。元気いっぱいな踊りで呼吸は大丈夫でしたでしょうか・・・。来年はマスクなしで踊る姿を拝見したいものですし、観客側も歓声を送りたいですね。
夏まつりマルシェ会場内には、憩いの場として芝生を敷いたり、テントで日陰を作りました。アルコール消毒も各所に設け、救護室を会場中央のスペースあいに設置。幸いご利用の方がいらっしゃらずスタッフ一同ホッと致しました。お店の撤収後にはデッキブラシで路面をゴシゴシ!商店街がスッキリ、打ち水効果もありリフレッシュ致しました。
従来、商店街のお祭りには、3世代揃って繰り出される姿も多く見られたものでしたが、今回はご高齢の方々は自粛されたのか2世代でお出かけの方の姿が多かったようです。
感染の急拡大が懸念されるこの情勢下、開催するなら慎重に安全に・・・と思っておりました。
出店内容を見直された方・出店を見合わせた方・予定通り出店された方。
遊びに行こうと思っていたけど熟考の末ガマンされた方・万全の対策をして遊びに来られた方。
withコロナの時代となり月日も経ちましたが、それぞれのご家庭で出されたそれぞれのご判断を私共としても尊重させて頂きたいと思っています。
開催に当たっては様々な環境の変化があり日常の変化が求められる中で、私共三鷹中央通り商店会と致しましては社会活動を制限するだけではなく、地域経済の活性・地域社会との相互扶助を目指し、地域の皆さまと共に進化を遂げるべく夏まつりを3年ぶりに開催することに決定いたしました。
この度夏の風物詩のお祭りを再開できたこと・・・いまだに色々な思いが交錯する中ではありますが、商店街が笑顔の方々で賑わい、飲食店の活気がある様子、子どもたちの生き生きとした表情すべてが私たちにとってはよい思い出となっています。
来年の夏まつりも、その時の情勢をしっかり受け止めながらまた我々らしく開催ができますよう・・・心より願うばかりです。