三鷹中央通り商店街に行こう!佐野薬局

三鷹中央通り商店街に行こう!

佐野薬局は、昭和41年3月創業の老舗。平屋だった建物が平成6年に今のビルに建て替えられました。

建て替え前の姿 現在

病院に行くか、行かなくても大丈夫か。気軽に相談できる、それが町なかの薬局

佐野薬局の強みは“営業時間内には常に薬剤師が常駐”しているので、“常に体調やお薬のことを相談できる安心感”。
・ちょっと体調が悪いけど、どんなお薬を飲むべきなのか、それとも病院に行った方がよいのか。
・病院へ行くなら、この症状だと何科を受診したらよいのか。
・その病院はここから近いのか。今日は休診日ではないか。

このような、病院にかかる一歩手前の相談事をすべて解決できる安心感です。

手書きのPOPが多く、親しみやすい店内の秘訣は、記事後半にも続きます。

佐野薬局の真向いにあったスーパーマーケット丸正が2013年に閉店したのち、新しく入居が決まったのはなんと大手ドラッグストア。それでも元々の常連さん方の数が変わることもなく営業を続けているのは、ドラッグストアにはドラッグストアの・佐野薬局には佐野薬局の良さがあるから、住み分けができているからなのではないか、と店主は分析しています。

昨年の緊急時代宣言が発令されたばかりの頃、マスクや除菌用アルコール・ペーパータオル等軒並み売切れ、入荷未定からクレームを受け、ドラッグストアの閉店が続いたといった日がありましたよね。そんな状況下でも常連客に「ここだけはお店が開いている」と言ってもらったことで、地元の方々からの地域に根付く薬局としての期待を感じたそうです。

3代に渡って顔を合わせ続ける信頼関係

3代に渡る顔なじみのスタッフさんとの会話があり、お客さまそれぞれの家族関係から身体の状態まで把握した上で、これまで蓄積した信頼関係もあるからこそ。家族が遠方だとこの数年なかなか会うこともままならない期間が続いていますが、近所の薬局で自分のことを長らく理解してくれている顔なじみに会えて、気軽に相談ができるということは何とも心強いことですね。

店主ご夫妻のみならず、調剤薬局のスタッフさん方の勤務歴も20年のベテラン選手が何人もおり、お客様も3世代に渡って利用し続けるご家族が多くいらっしゃいます。

薬だけでなく、栄養/健康相談・美容相談から地域のコミュニティづくりも

佐野薬局では、資生堂をはじめとする化粧品も販売しており、店内にはフェイシャルエステが受けられるコーナーもあります。コロナ禍の影響が残る現在はエステはお休み中ですが、現在この個室は発熱外来からお薬処方を受ける患者さんの待機場所にと有効活用されています。

多くの医薬品・化粧品のほか、気になるコーナーがふたつ。

ひとつは、入り口する右の棚にギャラリーの如く陳列されている素敵なお人形の数々。・・・と思いきや、これらはお知り合い作の折り紙細工なんです。

ちょっと離れてみるととても折り紙には見えないきめ細やかさと立体感。親御さんとお散歩中のお子さんが、このお人形を見たくて店先に入ってくるということもあり、それも大歓迎です。

更に調剤薬局待合には、あの人気アニメのコーナーも

見てください!このぎゅうぎゅうに詰まったキャラクターの数々。こちらのコーナーにはアニメ鬼滅の刃のキャラクターを丁寧に表現した折り紙が掲示されています。


また学区粋の第3小学校からは、まちたんけんのインタビューをコロナ禍でも受けていおり、三鷹駅前地区のコミュニティ的役割も担っています。

佐野薬局のご近所にはつちや小児科や、三鷹レディースクリニックがあるため、小さなお子さま連れのママさんも多いのだとか。パパママでもある佐野ご夫婦の育児経験を活かして、子育て相談や子どもの薬の相談も、気楽にできますよ。そして佐野夫人は管理栄養士でもあるため、お薬の相談のみならず、日常に密接に関わるお食事内容や栄養の相談もでき、気持ちに寄り添って話を聞いてくれるので、話が尽きません。

豆知識ですが、三鷹中央通り商店街の南端はこの佐野薬局です。商店街はこの南にもずっと続きますが、佐野薬局から南側は南銀座商店街(通称なんぎん)と実は違う商店街なんですよ。

店名 佐野薬局
業種 
調剤薬局・小売業
住所 
三鷹市下連雀3-31-5
TEL 
0422-43-5604
営業時間 
月~金9:00~20:00 土9:00~19:00
定休日 
日・祝

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